ブログの書き方 意味の無い文章②
通勤途中に出会うおじさん
毎朝通勤の時間、駅に向かう途中で見かけるおじいさんがいる。見かけるというかすれ違う。そしてそのおじいさんは後ろ向きの状態で進んでくる。きっと何かの健康法なのだろう。何かをきっかけに前を向いたり、後ろ向きになったりしながらひたすら歩いている。転びそうでちょっと危なっかしい。
ほとんど毎朝見かけるので、だんだん嫌になってくる。普通に歩いてほしい。でもがんばってほしい。
ただこのおじいさん、出現率が半端じゃない。
休みの日にバスや自転車で家から少し離れたところに行くと、よく見かけるのだ。さすがにその時は後ろ向き歩きはしていないが、歩いてその距離を移動しているようだ。どこに行くにもこのおじいさんの呪縛からは逃れられない。
嫌なおじさんシリーズもあげればきりがない、電車で合うおじさん。できれば朝に会いたくないおじさんだ。ぶるぶるうなりながら何かに怒りをぶつけてくる。怒りは怒りしか生まないことをこのおじさんに何かしらの形で教えてあげたい。
会社に着くとおじさんがいっぱいだ。自分もおじさんだからしょうがないが、とにかく右も左もおじさんしかいない。でも「髪切った?」と言ってくれる女子力が高いおじさんもいる。ああ、ときめかない。だっておじさんだもん。でもありがとうおじさん。
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