細々とやるおみ

細野晴臣中毒の雑記ブログ あと、30代で一戸建て購入の記録

ランニングを始めたいと思ったので、村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」を読み始めた

運動不足、体脂肪、ビール腹、最近は体が劣化していくばかり、だって何も運動してないんだもん。
昔は、サッカーに野球にとにかく運動していた。

ごはんをいっぱい食べても全然太らなかったし、腹筋だって5つくらいに割れてた。(変な鍛え方をしていたのでしょう)

お酒は控えてないけど、白いごはんは少し食べるのを躊躇するようになった。淡水化物こわい。

そして素直に運動したいと思った。一人で簡単?に始められるのがランニングだ。

まずは気持ちづくりだ。ということで、村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」を読むことにした。走ることを始める時に彼の語ることを知っておこうと思ったのだ。

春樹氏は、トライアスロンや、フルマラソンに出るほど、普段から走ることを続けている。
走っている間は、常に自分との自問自答が続くことになる。つらくなって走るのをやめるのか、走りきるのか
すべてが自分のさじ加減だ。

作家という仕事もそれに似ている。今日は何ページ書くのかとか、どこまで取材するのかとか、締め切りというノルマはあるかも知れないが、作品のゴール地点の設定は自分次第でどうにでもなる。

トレーニングという日々の鍛錬は、走ることも書くことも一緒なのだ。

走ることで、自分の筋肉、スタミナが目に見えて変わっていく、そういう実感は、年をとりつつある自分にとって最高の喜びになるんだろうなと、まだ走り始めていない私は感慨深げにそう思った。

そうなのです。始めないと何も変わらないのです。継続することで、それが当たり前のようにできるようになっていく、そういう体の変化そして、努力という過程を最近の自分は忘れているような気がする。

まずは、この本を読破して、出発地点に立ちたいと思う。

やれやれ、いつから走るのかしら。

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)