細野晴臣「アンビエント・ドライヴァー」揺られながらも地に足着いた感性
アンビエント・ドライヴァー単行本化
この本の内容としては、1995~2006年の間に書かれたエッセイなので、自分が細野晴臣に興味を持つ前の出来事が書かれていた。

- 作者: 細野晴臣
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2016/02/09
- メディア: 文庫
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その当時関わっていた音楽のことや、彼が普段考えていること、あと、彼のまわりで起こった不思議な現象のことについて書かれている。
この本は通勤中の電車の中で読んでいたのだが、読むたびに心がリラックスするというか、一旦足を休めて深呼吸したくなるような穏やかな気持ちになった。
細野晴臣はYMOという活動をしていて、それはもう自分では想像もできないようなスケールの仕事をしているわけなので、肉体的にも精神的にも追い詰められているはず。
自分が感じたのは、彼はその状況を逃げるのでも頑張りすぎるのでもなく、ただ、受け入れてその状況にいることで、いろんな人、ことば、音楽に出会い、その時々に新たな道筋を見出しているような気がしている。
だからその度に考え方が変わるとしても、その感性の姿勢は変わらない「細野晴臣」という人なのだ。
この本の中にスケッチ・ショウの「Turn Turn」の歌詞について触れていた。
この曲には「You must come full circle to find the truth」という歌詞が出てくる。
意味は、「真実は一巡して初めて分かる」という聖書の一説らしい。
まさに彼は螺旋状の道をぐるぐるしながらどんどん違う景色を見ながらまた同じところに戻ってくる。
この言葉がしっくりきた。
そしてこの箇所を読み返していた時に不思議な出来事が起きた。
ipodをシャッフルにしていたのだが、約3000曲入っている中からこの
「You must come full circle to find the truth」という歌詞が出てくる話を読んでいる時に
スケッチ・ショウの「return」という曲が流れた。この曲でも「You must come full circle to find the truth」という歌詞が出てくる。
ちょっと鳥肌ものである。でも細野晴臣はこの位のこと簡単に起こしてくれそうな気がする。
リラックスしたい時にぜひオススメしたい本である。
細野晴臣とTOWA TEI
DJ細野
2010年頃のイベントの話です。
この頃TOWA TEIが定期的に開催していた「HOTEL H」というイベントに細野晴臣がゲストセレクターとして参加する会があり、これは行かねば!と思い参戦しました。
細野さんがDJ(といってもセレクターが)をする姿が想像できなかったので、どんな音楽を流すのか気になっていましたが、確かカントリー、ロカビリー風な音楽をかけていたような記憶があります。(だいぶ前の話なので、記憶が・・・・)
TOWA TEIによるあの一曲
なぜ突然こんな昔のイベントの話を書きたくなったかというと、このときTOWA TEIがかけた一曲がすごく印象に残っているからです。
クラブとかにはそんなに行きませんが、TOWA TEIのイベントには何回か行ったことがあり、毎回TOWA TEIの流す曲には自然と踊らされてしまいます。この日もいつものごとくどんどんと踊らされていく中で、ふと、聞いたことがある曲が流れてきました。
「body body body body.....」
そうです。SFXに収録されている「body snachers」です。
この曲でこんなに踊れるんだと興奮してしまいました。
そして、出演順番的に出番が次に回ってくる細野さんへのリスペクトという意味でもすごいなぁと、TEIさんの選曲センスにこの日もやられてしましました。
この日ここで流れるまではそんなにピンとこなかったこの曲ですが、この時以来、けっこう聞くようになりました。
聞く場所、選曲する人によって、また違う味が出てくるなぁ
細野晴臣のはじまり
このブログのタイトルにも細野晴臣の香りを漂わせていますが、私は細野晴臣の音楽にいつからか虜になっていました。
一番最初に聴いたのは「Hosono House」!!
きっかけがなんだったのか、そこはよく覚えていないんですが、どうしても細野晴臣を聴かなければという思いに駆られていました。
そしてまず一番最初に選んたのが、細野晴臣のソロ第一作目の「Hosono House」です。名盤といわれるこのアルバムですが、どんな音楽が入っているのか全く知らなかった私は、お腹に響くこの太い声が奏でる、メロディ、リズム、歌詞に最初は、ぽかぁ~んとしてしまいました。
でも不思議と何度も繰り返し聴くうちにはまってしまうのです。やはりベーシストでもある細野さん。フォークのような曲でも凄まじいグルーブのベースを繰り出しています。細野さんにはいつまでもベースを弾いてもらいたいものです。
私が好きな曲は「僕は一寸」、「冬越え」です。
ちょうどこのアルバムを聴きながら読んでいた夏目漱石の「それから」の世界観にこの脱力系の歌詞がすごくマッチするんです。このアルバムにはまったのも、このセットで聴いていたことが少なからず影響しているような気がします。
あとこのアルバムに入っている「終わりの季節」、この曲については、高野寛と原田郁子のカバー版もオススメです。
タタタタタタッタ・・・・・・・・・
タッタッタッタッ
この次はトロピカル三部作よ!!


